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牢屋
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ひとや
ふりがな文庫
“
牢屋
(
ひとや
)” の例文
自分としてはべつに熱帯の大自然を知っているわけではないのですが、やっぱり大気と自由は好きだったのです。温室は彼女にとっても、やはり
牢屋
(
ひとや
)
でありました。
アッタレーア・プリンケプス
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
臣は自らが——わが魂が、みにくき
牢屋
(
ひとや
)
なるこの現し身を抜け出ずるに道理をうべし。
エリザベスとエセックス
(新字新仮名)
/
リットン・ストレイチー
(著)
こんなにも
牢屋
(
ひとや
)
めいた部屋うちを
暁と夕の詩
(新字旧仮名)
/
立原道造
(著)
この世はさながらに土の
牢屋
(
ひとや
)
か。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「そりゃもちろん、皆さんのうちには、こんな
牢屋
(
ひとや
)
暮らしが極楽みたいに見える
方
(
かた
)
も、たくさんおいででしょうね。何しろ自由の身だったといっても、みじめな暮らしをして来たんですからねえ。」
アッタレーア・プリンケプス
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
▼ もっと見る
人の世は
牢屋
(
ひとや
)
なり。
偏奇館吟草
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“牢屋”で始まる語句
牢屋敷
牢屋掛
牢屋格子