“牡丹餅判（ぼたもちばん）” の例文
花嫁は評判の堅い娘で、八百峰の総領とは許嫁（いいなずけ）同士、色恋の道行でないことは、口善悪（くちさが）ない近所のお神（かみ）さん達までが牡丹餅判（ぼたもちばん）を捺（お）します。
銭形平次捕物控：010 七人の花嫁 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
花嫁は評判の堅い娘で、八百峰の総領とは許嫁（いいなずけ）同士、色恋の道行でないことは、口善悪（くちさが）ない近所のお神（かみ）さん達までが牡丹餅判（ぼたもちばん）を捺（お）します。
銭形平次捕物控：010 七人の花嫁 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)
丑松は牡丹餅判（ぼたもちばん）を捺（お）すのです。が併（しか）し、その鐵桶の如き奧の八疊から、千兩箱一つと外にいろいろの大事な品が無くなつたのはどうしたことでせう。
銭形平次捕物控：204 美女罪あり (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
誰にでも愛されるものであることは、牡丹餅判（ぼたもちばん）を捺（お）して保証する。
名曲決定盤 (新字新仮名) ／ 野村胡堂、野村あらえびす、野村長一(著)
文吉は牡丹餅判（ぼたもちばん）が欲しさうな顏でした。
銭形平次捕物控：079 十七の娘 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
文吉は牡丹餅判（ぼたもちばん）が欲しそうな顔でした。
銭形平次捕物控：079 十七の娘 (新字新仮名) ／ 野村胡堂(著)