“片嵎”の読み方と例文
読み方割合
へんぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歐洲へ支倉六右衞門を遣つたことも、史書の多くが、彼の征服慾としてゐるが、事實は、文化使節なのであつたし、あの片嵎へんぐうにゐて、宗教政策に眼をつけてゐたなど、戰國そだちには稀れである。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)