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炸裂音
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さくれつおん
ふりがな文庫
“
炸裂音
(
さくれつおん
)” の例文
こっちの乗組員は、顔色をかえたが、それはそういう爆発物ではないらしく、
炸裂音
(
さくれつおん
)
は聞えず、ただどすんどすんというにぶい小震動が感じられたばかりであった。
火星探険
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼は恐怖に
喉
(
のど
)
がつまり、とたんに芋畑の中に倒れこんだ。
炸裂音
(
さくれつおん
)
が空中にすさまじい響きを立てて頭上を過ぎ、女の泣きわめく声がきこえた。ヒロ子さんじゃない、と彼は思った。
夏の葬列
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
爆弾の
炸裂音
(
さくれつおん
)
を聞きたいものだと
焦
(
あせ
)
ったが、その期待は、空しく消えてしまった。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
パチパチと木のもえさける音、ドカーン、ドカーンとひっきりなしに聞える
炸裂音
(
さくれつおん
)
、そのたびに、
蒼白
(
あおじろ
)
い
閃光
(
せんこう
)
が、パッと焔と煙をつらぬいて、
阿鼻叫喚
(
あびきょうかん
)
の
地獄絵巻
(
じごくえまき
)
とはまったくこのことだった。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
炸
漢検1級
部首:⽕
9画
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“炸裂”で始まる語句
炸裂