“灰匙”の読み方と例文
読み方割合
はいさじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も珍らしい現象ではないので、火鉢の中に灰匙（はいさじ）を立てて左右に動かすという悪戯（いたずら）をして見た人は、誰でも灰に罅がはいって崩れることを知っているであろう。
寺田先生の追憶：――大学卒業前後の思い出―― (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)