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灝氣
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かうき
ふりがな文庫
“
灝氣
(
かうき
)” の例文
新字:
灝気
我身を
繞
(
めぐ
)
れるものは、八面皆碧色なる
灝氣
(
かうき
)
にして、
俯仰
(
ふぎやう
)
の間
物
(
もの
)
として此色を帶びざるはなかりき。試みに
臂
(
ひぢ
)
を擧ぐれば、忽ち無數の流星の身邊に飛ぶを見る。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
此物はわが昇天を妨げ、我身を引いて地に向へり。而して冷なること海水の如き
灝氣
(
かうき
)
は我
顱頂
(
ろちやう
)
の上に注げり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
大いなる
鵠
(
くゞひ
)
の、
皎潔
(
けうけつ
)
雪の如くなるが、上りては雲を裂いて
灝氣
(
かうき
)
たゞよふわたりに入り、下りては波を破りて
蛟龍
(
かうりよう
)
の居るところに沒し、その性命は聲に化して身を出で去らんとす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
灝
部首:⽔
24画
氣
部首:⽓
10画
“灝”で始まる語句
灝気