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澁皮
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しぶかは
ふりがな文庫
“
澁皮
(
しぶかは
)” の例文
新字:
渋皮
「若くて一寸
澁皮
(
しぶかは
)
のむけた娘の後をつけるんだから、どうせまともな人間ぢやありません」
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
盡かされて、遊ぶ金にも詰まり藤屋の遠縁で、奉公人代りに働いてゐる、お若といふ
澁皮
(
しぶかは
)
の剥けたのと
懇
(
ねんご
)
ろにしてゐるといふ噂があつたさうですよ。死んだ者の惡口をいふわけぢやないが
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それは
澁皮
(
しぶかは
)
の
剥
(
む
)
けた、なか/\のきりやうでした。が、
身扮
(
みなり
)
は大したことも無く、顏には紅白粉の氣さへありませんが、
嬌瞋
(
けうしん
)
を發すると、燃え立つやうな情熱が、ともすれば八五郎を壓倒するのです。
銭形平次捕物控:255 月待ち
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
澁
部首:⽔
15画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
“澁”で始まる語句
澁
澁茶
澁々
澁谷
澁紙
澁面
澁太
澁柿
澁團扇
澁色