澁皮しぶかは)” の例文
新字:渋皮
「若くて一寸澁皮しぶかはのむけた娘の後をつけるんだから、どうせまともな人間ぢやありません」
盡かされて、遊ぶ金にも詰まり藤屋の遠縁で、奉公人代りに働いてゐる、お若といふ澁皮しぶかはの剥けたのとねんごろにしてゐるといふ噂があつたさうですよ。死んだ者の惡口をいふわけぢやないが
それは澁皮しぶかはけた、なか/\のきりやうでした。が、身扮みなりは大したことも無く、顏には紅白粉の氣さへありませんが、嬌瞋けうしんを發すると、燃え立つやうな情熱が、ともすれば八五郎を壓倒するのです。