“漂白(さら)” の例文
天下の城の鯱(しゃちほこ)の代りに、満蒙露西亜(ロシア)の夕焼雲を横目に睨(にら)んで生れたんだ。下水(どぶ)の親方の隅田川に並んでいるのは糞船(くそぶね)ばっかりだろう。那珂(なか)川の白砂では博多織を漂白(さら)すんだぞ畜生……。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)