“漂白粉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さらしこ50.0%
ひょうはくふん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お前たちは穴のあいた靴をいて、往来を歩いている。そこへ敵の飛行機が糜爛性びらんせいの毒瓦斯イペリットを落した。さあ漂白粉さらしこをバケツに入れてその上に撒かないと、沢山の市民が中毒する。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さしあたり、井戸の中へ漂白粉さらしこを一キログラムほどお入れ下さい。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
どうやら、髯男が、持ち合わせの漂白粉ひょうはくふん活性炭素かっせいたんそを利用して、応急のマスクを作ってやったのが、もう利かなくなったらしい。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)