“糜爛性”の読み方と例文
読み方割合
びらんせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
イペリットのような皮膚に対して糜爛性びらんせいの毒瓦斯が襲来したときには、その上に撒いて消毒するためだった。
空襲下の日本 (新字新仮名) / 海野十三(著)
お前たちは穴のあいた靴をいて、往来を歩いている。そこへ敵の飛行機が糜爛性びらんせいの毒瓦斯イペリットを落した。さあ漂白粉さらしこをバケツに入れてその上に撒かないと、沢山の市民が中毒する。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)