“溷(どぶ)” の例文
村の衛生係が草鞋ばきの巡査さんと溷(どぶ)、掃溜(はきだめ)を見てあるく。其巡査さんの細君が赤痢になったと云う評判が立つ。鉦(かね)や太鼓で念仏(ねんぶつ)唱(とな)えてねりあるき、厄病禳(やくびょうばら)いする村もある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
おはぐろ色した溷(どぶ)の汚水(おすい)と、其外あらゆる塵芥(ごみ)を残して、先住は出て往った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)