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渠女
ふりがな文庫
“渠女”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かれ
50.0%
あれ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ
(逆引き)
で、聞く一言一言が、
渠女
(
かれ
)
の身に取ると、胸に釘を打たるる思ひ。その場へ昏倒するのではないかと思はれた事も幾度かであつた。
もつれ糸
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
渠女
(
かれ
)
は始終、涙と
太息
(
ためいき
)
とで聞いてしまつて、さて心の糸のもつれもつれて、なつかしさと切なさとに胸裡は張り裂けんばかり、銀が今の身の上
最愛
(
いとし
)
と思ひつめては、ほとんど前後不覚。
もつれ糸
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
渠女(かれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あれ
(逆引き)
有繋
(
さすが
)
に
渠女
(
あれ
)
は約束の妻とも云ひかねて当座のがれの安請合をしたが其後間もなく御当人が第一に失恋を歌ふやうになつてからはプイと
何所
(
どこ
)
へか隠れて了つた。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
渠女(あれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
渠
漢検準1級
部首:⽔
12画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“渠”で始まる語句
渠
渠等
渠奴
渠底
渠水
渠輩
渠門
渠奴等
渠槽
渠首
“渠女”のふりがなが多い著者
清水紫琴
内田魯庵