“淀殿”の読み方と例文
読み方割合
よどどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淀殿よどどのや秀頼君より、年々莫大ばくだいなお手当もひそかにみつがれ、この九度山を中心に、其許そこもとが手ひとつ挙げれば、五千六千の牢人は物の具とってすぐ馳せあつまるだけの手飼の衆もあるとやら——
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)