“浴殿”の読み方と例文
読み方割合
よくでん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくの如き江戸衰亡期の妖艶なる時代の色彩を想像すると、よく西洋の絵にかかれた美女のむれの戯れ遊ぶ浴殿よくでんの歓楽さえさして羨むには当るまい。
伝通院 (新字新仮名) / 永井荷風(著)