“浮足立”の読み方と例文
読み方割合
うきあしだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相手のしょうがわかっておれば、たとえおにでもじゃでも、おそれをなすような連中ではないが、闇のなかから声ばかり、姿も形もわからないとあっては、浮足立うきあしだつのも無理ではなかった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
兵馬の前にいた黒山の人間が浮足立うきあしだって崩れると、その中で米友の大音。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)