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浦上村
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うらかみむら
ふりがな文庫
“
浦上村
(
うらかみむら
)” の例文
じゅりあの・
吉助
(
きちすけ
)
は、
肥前国
(
ひぜんのくに
)
彼杵郡
(
そのきごおり
)
浦上村
(
うらかみむら
)
の産であった。早く父母に別れたので、幼少の時から、土地の
乙名三郎治
(
おとなさぶろうじ
)
と云うものの
下男
(
げなん
)
になった。
じゅりあの・吉助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ゆふぐれて
浦上村
(
うらかみむら
)
をわが来ればかはず鳴くなり谷に満ちつつ
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
が、その
後
(
ご
)
彼は
乞食
(
こじき
)
のような姿になって、再び
浦上村
(
うらかみむら
)
へ帰って来た。そうして元の通り三郎治に召使われる事になった。
爾来
(
じらい
)
彼は朋輩の軽蔑も意としないで、ただまめまめしく仕えていた。
じゅりあの・吉助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“浦上村”の解説
浦上村(うらかみむら)は、石川県鳳至郡に存在した村である。
(出典:Wikipedia)
浦
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“浦上”で始まる語句
浦上
浦上人
浦上道
浦上宗則
浦上玉堂
浦上天主堂