“浜伝”の読み方と例文
読み方割合
はまづた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浜伝はまづたいにS村へ出るみちは高い砂山のすそをまわり、ちょうど海水浴区域とは反対の方角に向っていた。海は勿論砂山に隠れ、浪の音もかすかにしか聞えなかった。
海のほとり (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)