“洗滌器”の読み方と例文
読み方割合
せんじょうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、看護婦をいそがせて、自分は鞄をもち、看護婦には、洗滌器せんじょうきなどの道具をもたせて、あたふたと、医務室を出ていった。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
父は鼻が悪かったので、洗顔のつどゴム製の洗滌器せんじょうきで鼻を洗うのがきまりであった。家業柄鼻は大事にしなければならなかった。お糸さんは私を見ると
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)
ゴム管の洗滌器せんじょうきをもちろん使いに来たわけではない。何しに来たのだ。ゴムを手でさわって見たかったのか。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)