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洒蛙洒蛙
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しゃあしゃあ
ふりがな文庫
“
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)” の例文
直ちに翌日からまるで「
葬式
(
とむらい
)
機関車」の奇妙な事件なぞはもう忘れてしまった様に、イケ
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
と
平常
(
ふだん
)
の仕事を続け出したんです。
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
そうとは気づかず、楽屋に
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
と顔をさらしていた。どんなにあさましい、けがらわしいヌケヌケとした顔に見えたことだろう。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
として二階へ上り込んで見ると、お銀様は縮緬の夜具を、頭からスッポリとかぶって寝ていました。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
理八のいけ
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
としたのが面憎かったのでしょう。
銭形平次捕物控:069 金の鯉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「ゴリガンで願っちゃったという話だが、——小柳雅子もひでえカマトトなんですな。
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
としているそうじゃないですか」
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
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洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
として、よけいなことをしてくれたと言わぬばかりのすまし方であったから、お銀様も面白くなく、そんなら地獄へお帰りなさいと言ってやりたいほどのところを、黙っていると
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そうした、明らさまに感ぜられる希望、——というより欲望を無視して、自分で
洒蛙洒蛙
(
しゃあしゃあ
)
と焼くというようなことは、ちょっとできがたい私の性分である。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
洒
漢検1級
部首:⽔
9画
蛙
漢検準1級
部首:⾍
12画
洒
漢検1級
部首:⽔
9画
蛙
漢検準1級
部首:⾍
12画
“洒蛙”で始まる語句
洒蛙々々