“沸音”の読み方と例文
読み方割合
にえおと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
干戈かんか弓鉄砲の地へ踏込む前に当って、床の間の花、釜の沸音にえおと、物静かなる草堂の中で風流にくつろぎ語るのは、趣も深く味も遠く、何という楽しくも亦嬉しいことであろう。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)