“沢庵桶”の読み方と例文
読み方割合
たくあんおけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながしもとの大笊の中にはきざんだ切干きりぼしが水を切ってあり、沢庵桶たくあんおけからたくあんを出しかけていたところと見え、ぬかの中からたくあんが半分ほど顔を出している。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
大きな納屋なや——物置きが母屋から離れたところに出来たと思ったらその隅に床をつくり、畳を二畳ばかり敷いておやそさんのいるところが出来た。沢庵桶たくあんおけや漬け菜との同居である。