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沢山
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どっさり
ふりがな文庫
“
沢山
(
どっさり
)” の例文
旧字:
澤山
文「あの清水の旦那が金を
沢山
(
どっさり
)
春見屋へ預けたと仰しゃるから、それはとんだ処へ、いえなにどうも誠にどうもねえ」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
近いうちに
大暴風雨
(
おおあらし
)
があるって、あの茂太郎がそう言いました、大暴風雨のある前には、蛇が
沢山
(
どっさり
)
樹の上へのぼるんだそうですがね、本当でしょうか知ら、まあ、お気をつけなさいまし
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
もう堪え切れなくッて、
沢山
(
どっさり
)
水を飲みました。私、泳げますようになってから、潜っていて、水を飲みましたのは、これでたった二度なんです。ですから、あの、水を飲みましたからこんなですよ。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きっとお土産を
沢山
(
どっさり
)
抱えて来るに違いないわ。
旅人
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
何
(
ど
)
う云う訳かと
彼方
(
あちら
)
で聞きましたら、累が殺された所で、
與右衞門
(
よえもん
)
が鎌で殺したのだと申しますが、それはうそだと云う事、全くは
麁朶
(
そだ
)
を
沢山
(
どっさり
)
脊負
(
しょ
)
わして置いて、累を突飛ばし
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“沢山”で始まる語句
沢山咸
沢山有之