“没計”の読み方と例文
読み方割合
もっけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安達君としては没計もっけの幸いだったかも知れない。銀行は大晦日の夜更けまでせわしいから、年末の活躍を一切封じられている。
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
と田川さんも今度は本音だったが、例によって信じて貰えないのを没計もっけの幸いとした。人情としては成功を語りたかった。しかし尾崎さんから口止めをされている。それに自分の都合もあった。
村の成功者 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)