“江田島”の読み方と例文
読み方割合
えたじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕なんざ江田島えたじまで鍛い上げたからだで、今でもすわというとマストでもリギングでもぶら下がる男だから、何でもないがね、浪さんなんざ東京の土踏んだ事もあるまい
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
『千代田』の艦長北浦少佐は、江田島えたじまの兵学校の時から、冒険の大好きな乱暴者だった。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
写真額数多あまた掛けつらねたるうちには、その乗り組める軍艦のもあり、制服したる青年のおおぜいうつりたるは、江田島えたじまにありけるころのなるべし。テーブルの上にも二三の写真を飾りたり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)