“氷簾”の読み方と例文
読み方割合
つらら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軒先からは真白に凍て付いた、鉄管の氷簾つららがさがっていた。水分を取られた空気はかちかちに乾いて、二月の扉は厚くて重かった。三月の声が叩いてくれない限り、これは開かなかった。
立春開門 (新字新仮名) / 河井寛次郎(著)