気注きづ)” の例文
自分の財産から割り出して、建築費をざつと十二三万円とめて、ぼつ/\普請にかゝつたが、住家すみかが八九分がた出来上つた頃には、株の上景気で財産が二三倍がた太つてゐるのに気注きづいた。