“毛条”の読み方と例文
読み方割合
けすぢ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母親は、静かにわが子の青白い頬から解けかゝった頸のあたりにふるへてる毛条けすぢを見ながら言った。併し、それは反って自分の心に向って、あまりに多い煩悩の心を押へるやうに考へられた。
青白き夢 (新字旧仮名) / 素木しづ(著)