“毒錐”の読み方と例文
読み方割合
どくすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曾は泣き叫んで身を縮めて動かなかった。鬼は毒錐どくすいで曾の脳天を突き刺した。曾は痛みを負いながらもまた憐れみを乞うた。鬼は怒って曾を捉えて起ち、空に向って力まかせにほうり投げた。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)