毀傷きしやう)” の例文
それのみならず、孝経にも、身体髪膚之しんたいはつぷこれを父母に受く、あへ毀傷きしやうせざるは孝の始なりとある。みづから、好んでその身体を、虱如きに食はせるのは、不孝も亦甚しい。だから、どうしても虱狩るべし。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)