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殿上
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でんじやう
ふりがな文庫
“
殿上
(
でんじやう
)” の例文
今の 太上天皇様がまだ宮廷の御あるじで居させられた頃、
八歳
(
はつさい
)
の南家の
郎女
(
いらつめ
)
は、
童女
(
わらはめ
)
として
初
(
はつ
)
の
殿上
(
でんじやう
)
をした。
穆々
(
ぼく/\
)
たる宮の内の明りは、ほのかな香気を含んで流れて居た。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“殿上”の意味
《名詞》
殿上(てんじょう)
殿堂、宮殿の上。
清涼殿にある「清涼の間」の略。
「清涼の間」に昇ることを許可されること。
(出典:Wiktionary)
“殿上(
昇殿
)”の解説
昇殿(しょうでん)とは、平安時代以降の日本の朝廷において、内裏清涼殿の南廂にある殿上の間に昇ることを許すことである。
昇殿による身分体系の制度を昇殿制(しょうでんせい)という。
(出典:Wikipedia)
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“殿上”で始まる語句
殿上人
殿上童
殿上輩
殿上月卿雲客