止処とめど)” の例文
旧字:止處
それを見たときにはっと何かしら胸を突かれるような気がして、張りつめて来た心が一時にゆるみ、そうして止処とめどのない涙が流れ出るのであった。
雑記帳より(Ⅱ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)