“欲求（よくきう）” の例文

宗助（そうすけ）の頭（あたま）の中（なか）には、此（この）間（あひだ）から物質上（ぶつしつじやう）の欲求（よくきう）が、絶（た）えず動（うご）いてゐた。

門 (旧字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)

“欲求”の意味

《名詞》
欲求（よっきゅう）

何かを欲しがり求めること。強く要求すること。

（context、psychology）人間や動物が、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚。生理的なレベルのものから、社会的・愛他的なものまで含まれ、心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられているもの。
(出典:Wiktionary)

“欲求（欲）”の解説

欲（よく、慾、el: ἐπιθυμία, la: cupio, en: desire）とは、何かを欲しいと思う心。欲望、欲求などともいう。
人間（ヒト）、動物が、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚のことである。生理的（本能的）なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なものまで含まれる。心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられている。
仏教などでいう「欲」は、概ね生理的（本能的）なレベルのものを指しており、精神にとって心をよくしていくもの、愛情を育てるもの、抑制するべきものとして説かれている（欲 (仏教)）。
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(出典:Wikipedia)

欲	常用漢字 小６ 部首:⽋ 11画
求	常用漢字 小４ 部首:⽔ 7画