橙実だいだい)” の例文
よって一同庭へ下り、月光をかりてここかしことさがし見るに、その形、橙実だいだいほどの焼け土の一塊が、大樹の根より三、四尺離れたる所に落ちてありしを見いだしたり、云云うんぬん
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)