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権八
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ごんぱち
ふりがな文庫
“
権八
(
ごんぱち
)” の例文
旧字:
權八
前にいった滝泉寺門前の料理屋角伊勢の庭内に、例の
権八
(
ごんぱち
)
小紫
(
こむらさき
)
の比翼塚が残っていることは、江戸以来あまりにも有名である。
目黒の寺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「
権八
(
ごんぱち
)
をきめこむとはなんのことだ」と安宅がきいた、「ここの隠居の呼び名でなく、江戸でそんなことを云うらしいがね」
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「挙がったようなものですよ。帳場の金が百両無くなって、下男の
権八
(
ごんぱち
)
というのが逃げたんだから」
銭形平次捕物控:142 権八の罪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
兄貴の家にそのまま
権八
(
ごんぱち
)
(居候)というわけにはいかないので、近くのアパートの小さな部屋を借りることにして、俺は玉塚英信のところへ金策に、いや、リャクに行った。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
前にいった瀧泉寺門前の料理屋
角伊勢
(
かどいせ
)
の庭内に、例の
権八
(
ごんぱち
)
小紫
(
こむらさき
)
の
比翼塚
(
ひよくづか
)
が残っていることは、江戸以来あまりにも有名である。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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若いころ江戸へ出て修業をし、道楽のはてに幾たびも「
権八
(
ごんぱち
)
」をきめこんだ、というのが自慢で、金助という本名はひた隠しに隠し、あたしの名は権八だと主張していた。
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
権八
(
ごんぱち
)
の
浪太郎
(
なみたろう
)
という、浪人崩れのならず者で、ちょっといい男で」
銭形平次捕物控:092 金の茶釜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
権
常用漢字
小6
部首:⽊
15画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
“権八”で始まる語句
権八小紫
権八郎