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標榜
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へうばう
ふりがな文庫
“
標榜
(
へうばう
)” の例文
すると戦争のまだ落着しないうちから、年来
独逸
(
ドイツ
)
によつて
標榜
(
へうばう
)
された軍国的精神なるものは既に敵国を動かし始めたのである。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
デカダンの
生粹
(
きつすゐ
)
を以つて
標榜
(
へうばう
)
してゐた自分だが、今では、その元氣ある道程を終つて、ただその最後の遺物をばかり握つてゐるらしくも自分自身で見える。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
自分は軍国主義を
標榜
(
へうばう
)
する独逸が、
何
(
ど
)
の位の程度に
於
(
おい
)
て聯合国を打ち破り得るか、又
何
(
ど
)
れ
程
(
ほど
)
根強くそれらに抵抗し得るかを興味に
充
(
み
)
ちた眼で見詰めるよりは、
遥
(
はるか
)
により鋭い神経を働かせつつ
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
榜
漢検1級
部首:⽊
14画
“標榜”で始まる語句
標榜場
標榜語