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榜示
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ぼうじ
ふりがな文庫
“
榜示
(
ぼうじ
)” の例文
右のほかにも矢立という地は左のごとくあり、一々に
就
(
つ
)
いて地形を明らかにしないが、国境の境ならずとすればすなわち荘郷の
榜示
(
ぼうじ
)
の地点であろう。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
中世荘園新立の場合に、
四至
(
しいし
)
を定め地方官立会の上
榜示
(
ぼうじ
)
を打ったのは、すなわち右の平穏な占有の形式で、榜示はとりもなおさず大なる串であり矢である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
思うに㟽は地形に基いて山に
从
(
したが
)
ったが元の字は標で
澪標
(
みおつくし
)
のツクシすなわち
榜示
(
ぼうじ
)
の義であろう。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
関東以北においては特に設けられたる境の
榜示
(
ぼうじ
)
のみならず、天然の生木にもツクシの名を与え、更に進んではやや
尖
(
とが
)
ったる山の峰の、特に目標となるものを大ツクシ小ツクシなどという例が多い。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“榜示”の意味
《名詞》
杭や石などで領地などの境界を示したもの。
(出典:Wiktionary)
榜
漢検1級
部首:⽊
14画
示
常用漢字
小5
部首:⽰
5画
“榜示”で始まる語句
榜示杭
榜示処
榜示戸
榜示木