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極悪人
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ごくあくにん
ふりがな文庫
“
極悪人
(
ごくあくにん
)” の例文
旧字:
極惡人
「いやいや朱富、気もちはありがたいが、明るいうちに大事な
極悪人
(
ごくあくにん
)
を船牢まで移し終ってしまわんことには、何せい肩の荷が下りんでな」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
永らく
己
(
おの
)
れを苦しめて苦しめ抜いた
極悪人
(
ごくあくにん
)
という
憎悪
(
ぞうお
)
がむらむらと起りましたけれど、その憎悪は
復讐
(
ふくしゅう
)
というところまで行かない先に、恐怖を以て占領されてしまいました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
親分さん、お願いでございます、お浜とお安と二人を殺し、こんどは忠五郎を殺そうとしている
極悪人
(
ごくあくにん
)
を、これからすぐ四谷忍町まで行って、縛って下さい、お願いでございます
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ご尤もです! 誰あろう当代の名与力、塙老先生のご子息とは、私ごとき者まで、胆にこたえて、
悶
(
もだ
)
えてはおりましたが、すべての推移は、郁次郎殿を
極悪人
(
ごくあくにん
)
に決めてしまいました。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
極
常用漢字
小4
部首:⽊
12画
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“極悪”で始まる語句
極悪
極悪気
極悪相
極悪道
極悪無道