業相ごうそう)” の例文
真如法性しんにょほっしょうは即ち一ということはわかりましても、無明によって業相ごうそうの起る所以がわかりませぬ。真如即無明といたしますれば、無明を真如に働かせる力は何物でございましょう。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)