楊密ようみつ)” の例文
剣を抜いて、あわや楊彪を斬り捨てようとしたとき、中郎将楊密ようみつが、あわてて郭汜の手を抑えた。楊密のいさめで、郭汜は剣を納めたけれども縛りあげた群臣はゆるさなかった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)