“棺台”の読み方と例文
旧字:棺臺
読み方割合
ひつぎだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、その折彼等が、思わず固唾かたずんだと云うのは、垂幕の裾から床の隅々にまで、送った光の中には、わずか棺台ひつぎだいの脚が四本現われたのみで、そこには人影がないのだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)