“棄苗”の読み方と例文
読み方割合
すてなえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城下優しい大川の土手の……松に添う片側町かたかわまちの裏へ入ると廃敗した潰れ屋のあとが町中に、棄苗すてなえ水田みずたになった、その田の名にはとなえないが、其処をこだまの小路という、小玉というのの家跡か
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)