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桷
ふりがな文庫
“桷”の読み方と例文
読み方
割合
たるき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たるき
(逆引き)
しかも大蛇は何匹となく、或は
梁
(
はり
)
に巻きついたり、或は
桷
(
たるき
)
を伝はつたり、或は又床にとぐろを巻いたり、室一ぱいに気味悪く、
蠢
(
うごめ
)
き合つてゐるのであつた。
老いたる素戔嗚尊
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
穀物を
碾
(
ひ
)
く臼は手で廻すのだが、余程の腕力を必要とする。一端を臼石の中心の真上の
桷
(
たるき
)
に結びつけた棒が上から来ていて、その下端は臼の端に着いている。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
焚火で
燻
(
くすぶ
)
った天井の大
桷
(
たるき
)
からは籾俵が吊下っていた。黙って焔をふく焚火を眺めている者達の、大きく重なり合った影法師が板敷を這い、板戸の上で揺れながら延びたり縮んだりする。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
桷(たるき)の例文をもっと
(5作品)
見る
“桷(ズミ)”の解説
ズミ(酸実・桷・棠梨、学名: Malus toringo)は、バラ科リンゴ属の1種である。リンゴに近縁な野生種である。
(出典:Wikipedia)
桷
漢検1級
部首:⽊
11画
“桷”の関連語
棠
“桷”のふりがなが多い著者
エドワード・シルヴェスター・モース
アナトール・フランス
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
芥川竜之介
宮本百合子