“根場”の読み方と例文
読み方割合
ねんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さいながらに深く湛へてゐるこの湖の縁を歩きつくした所に根場ねんばといふ小さな部落があつた。所の祭礼らしく、十軒そこそこの小村に幟が立てられ、太鼓の音が響いてゐた。
木枯紀行 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)
舟を見捨てて一丁ほど桑畠の間を歩いて行くと根場ねんばといふ村である。
湖水めぐり (旧字旧仮名) / 野上豊一郎(著)