“柵木”の読み方と例文
読み方割合
さくぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それと——もっと奇異に感じたことは、小銃を持たない徒歩かちの兵は、ほとんどといっていいくらい、誰も彼も、一本ずつの柵木さくぎをかつぎ、柵を結ぶ縄を併せてたずさえて行ったことである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)