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柝木
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ひやうしぎ
ふりがな文庫
“
柝木
(
ひやうしぎ
)” の例文
此時鎮守の森の陰あたりから、夜を
戒
(
いまし
)
める
柝木
(
ひやうしぎ
)
の音がかち/\と聞えて、それが段々向ふヘ/\と
遠
(
とほざ
)
かつて行く。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
団洲の目玉は有名なり、然れども彼の目玉も亦た一種の整合術に過ぎざるなり。
柝木
(
ひやうしぎ
)
の響と彼の目玉と相聯関して三階の喝采を博する時、吾人は何等の妙味をも感ぜざるなり。
劇詩の前途如何
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
十五分毎には
柝木
(
ひやうしぎ
)
と忍びとが代る/″\必ず廻つて歩くといふ、これならば
何
(
ど
)
んな天魔でも容易に手を下す事が出来まいと思はれる
許
(
ばかり
)
の警戒を加へて居て
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
柝
漢検1級
部首:⽊
9画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“柝”で始まる語句
柝