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柁機
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だき
ふりがな文庫
“
柁機
(
だき
)” の例文
技手は手袋を嵌めた両手を、自動車の
柁機
(
だき
)
に掛けて、真つ直ぐに馭者台に坐つて、発車の用意をして待つてゐる。
薔薇
(新字旧仮名)
/
グスターフ・ウィード
(著)
然
(
しか
)
るに安済丸は海に
泛
(
うか
)
んで間もなく、
柁機
(
だき
)
を損じて進退の自由を失った。乗組員は某地より上陸して、
許多
(
あまた
)
の辛苦を
甞
(
な
)
め、この年五月にようよう東京に帰った。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
柁
漢検準1級
部首:⽊
9画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“柁”で始まる語句
柁
柁師
柁工
柁手
柁棒
柁檝