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東市正
ふりがな文庫
“東市正”の読み方と例文
読み方
割合
いちのかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちのかみ
(逆引き)
涌谷も松山も、雅楽頭と一ノ関との
姻戚
(
いんせき
)
関係をにらんでいた。すなわち、兵部の子の
東市正
(
いちのかみ
)
の許婚者が、雅楽頭の夫人の妹であること。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
又道円を殺させた兵部が毒を盛らせたとすると、其目的はどこにあつただらうか。亀千代が死んでも、初子の生んだ亀千代の弟があるから、兵部の子
東市正
(
いちのかみ
)
に
宗家
(
そうけ
)
を
襲
(
つ
)
がせることは出来まい。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
東市正
(
いちのかみ
)
宗興は豊前の小倉へ預けられ、また兵部、東市正らの妻子も、百人扶持、二百人扶持を付けて預けられている、——もし兵部が陰謀の発頭人であるなら
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
東市正(いちのかみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
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