“李朱氾”の読み方と例文
読み方割合
りしゅはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
李朱氾りしゅはんは、膝の下に、劉備の体を抑えつけ、右手めてに大剣を持って、その胸いたにしながら振り向いていった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
驢を持たない徒歩の卒どもは、駒の足に続ききれないで、途中であえいでしまったらしいが、李朱氾りしゅはんをはじめとして、騎馬の小方たち七、八騎はたちまち追いついて
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
李朱氾りしゅはんは、前にもまして怒りだして、一方へ剣を渡して、俺になぜ茶壺を渡さないかと責めた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)