望楠軒ぼうなんけん)” の例文
姪の矢部登美子やべとみこに雲浜みずから述懐した話というのに、信子が嫁にきた時分(弘化元年雲浜三十四歳)、自分はこの京都にある藩校望楠軒ぼうなんけんで講主をしていたが、赤貧洗うがごとくで
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)