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有栖川
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ありすがわ
ふりがな文庫
“
有栖川
(
ありすがわ
)” の例文
宮様は幼いころから
有栖川
(
ありすがわ
)
家と御婚約の間柄であったが、それが徳川将軍に降嫁せらるるようになったのも、まったく幕府の懇望にもとづく。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
有栖川
(
ありすがわ
)
は東征大総督となり、西郷は参謀となって、江戸に向かってきた。西郷は、江戸焼き打ちということを考えた。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
実相院
址
(
あと
)
の一廓は、
水落寺
(
みずおちでら
)
の隣り地で、
有栖川
(
ありすがわ
)
の流れと、
上小川
(
かみこがわ
)
の流れと、ふた筋の水脈に挟まれていて、応仁の乱の折には、一帯に焼け野原となったところで、今でも庭木を植えなどする時は
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帝にはすでに
有栖川
(
ありすがわ
)
家と御婚約のある宮様のことを思い、かつはとかく騒がしい江戸の空へ年若な女子を
遣
(
つか
)
わすのは気づかわれると仰せられて、お許しがなかった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
栖
漢検準1級
部首:⽊
10画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“有栖川”で始まる語句
有栖川宮
有栖川職仁親王
有栖川宮様
有栖川宮熾仁
有栖川宮親王